【RUSH】Between the wheels
Grace Under Pressureというアルバムのラストの曲。
レビューをしたいが、その魅力を伝えられる文章力・表現力が無いため、
またsnowdogさんに登場していただこう。
詩について
曲について
この曲は、イントロの重暗さを「Just pass you by〜」が強烈に打ち破ってくれる。
この開放感が素晴らしい。
反面、へヴィな詩の内容となっているあたりも魅力を感じられるところである。
ドラムの視点でみると、ラストでフェードアウトしながらもしっかりと締めているが、
ニールの最後の1打である「スネアのフラム打ち」が最高にかっこよいのである。
普通の人なら、その1音手前にクラッシュシンバルで締めるはずなのに、
「ハイハットオープン」⇒「スネアのフラム」
という流れで、
詩のもつ「やるせなさ」、「無力感」のような雰囲気を表現しているように思える。
ターミネーター2という映画でサラが公園で遊ぶ家族たちに向かって、
金網の向こうから警告を叫んでも通じないという場面があったが、そのサラの気持ちに近いといえようか。
そのような「やるせなさ」、「無力感」、そこから転じて「怒り」のような感情が混沌としたような状態。
それを「スネアフラム」をあのタイミングで打って曲をエンドさせることによって、表現しているのだ。(たぶん)
これを聴いて感動せずにはいられませんでした。
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