メインメニュー【2次試験】事例の本質を探る実験��
また、H16年は事例によって偏りがある。
例えば事例�靴亘悗�問題点とその解決策だ。
【第３問は問題点（社内の稼働率を優先させていること）まで示されていて、
その理由を問うような変則的な設問だと認識している。】
事例�兇梁茖橘�のようなものが課題に関する設問であると考える。
・Ｂ社の現状（の一部） ⇒愛犬仲間のほとんどが近所の人
・Ｂ社のありたい姿 ⇒全国の愛犬仲間に自社商品を提供することを通じて愛犬
仲間の一大コミュニティをつくりあげたい
・そのための課題 ⇒全国からの受注が可能なチャネルとコミュニティスペース
の提供
・課題の具体策（改善策）⇒インターネットの導入
通常、課題や課題の具体策にはさまざまなものが設定できる。
例えてみれば、新宿から東京に行くには電車、バス、タクシーなど何でもよい。
電車だけでもＪＲ中央線、山手線、地下鉄など複数の手段がある。
しかし、手元にイオカードしかなく、山手線が踏切故障で運転中止という制約条件が
あれば
ＪＲ中央線しか選択できない。（細かくいえばあるけどここではナシの方向で）
これと同じように考えると、事例�兇梁茖橘�の制約条件は設問そのものがそうである。
インターネットという条件が設問で与えられているからだ。
課題を解決する具体策（改善策）として先にインターネットという条件を用意したのだから、
作問者としては課題そのものが分かってるかどうかを聞いておきたいはず。
だから設問１はインターネット導入の販売手法での効果を聞いてくるのだ。
そして設問２はインターネット導入だけでは少し分かりづらいので、
おまけのヒントで掲示板という条件まで用意したのだから
コミュニティのことを書いてくれというような設問なのである。
事例を解いてみて、点数が悪かったときの原因の大きな一つとして、
課題レベルの要求に対して、
課題の具体策を解答していたり、ありたい姿を解答していたり
していることが挙げられる。
他にも、問題点を聞かれているのに、
問題点に加えて課題まで余計なお世話で書いてしまったり
ということも、ついやってしまうミスのひとつである。
未来を診る診断士として、事例を解くということは、まず、現状、ありたい姿、そして
そのための課題、課題の具体策（改善策）をまとめ上げることであり、
それを誤解のない読みやすい文章で記述することに尽きると考える。
余談だが、企業がありたい姿に到達したら、その瞬間にそれが現状に変わり、
また新たなありたい姿を設定してそれを追い求めるのである。
その一連のサイクルを回していくことを、企業が成長する、あるいは企業価値を高めていくと呼ぶのだと考える。
あ。
配布資料に沿って説明していないことに
今気づいたぁ。。。
異論・反論をぜひお寄せください。
そして、いつの日か事例の本質を見つけられられたときが
実験終了となりますので。。。
よろしくお願いします。。。
コメント
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すいません。設問の真の要求が掴めていません。
嘲笑でしょうか、罵倒でしょうか、単なるツッコミでしょうか、薄笑いでしょうか、無視でしょうか？
「いろんな人に叩かれ、罵られながら」とあるが、実は叩かれると弱いかもしれないし…。
Comment by noumea — 2005年4月23日(土曜日) @ 23時41分18秒
よい観点だと思いますよ。
問題点、課題、対応策はどんなことを書けばよいかはみっちりやった記憶があります。
問題点のところに課題を書いたり、
課題のところに問題点や対応策を書いたりすることって良くあると思うんですよ。
そういったことを「わかっている」というのは
事例解答にあたっては重要なことのひとつだと思いますよ。
Comment by Naoki — 2005年4月24日(日曜日) @ 00時31分53秒
noumeaさん。
私ひとりで考えるより、皆様の意見を出していただきながら、
考えたほうが良いのではないかと思っています。
そういうわけでよろしくお願いします。
Comment by たけうち — 2005年4月24日(日曜日) @ 07時09分42秒
Naokiさん。
ありがとうございます。
私の場合、気をつけていても、マス目が余ると何とか埋めようとして
余計なことを書いてしまうことが多々あります。。。
Comment by たけうち — 2005年4月24日(日曜日) @ 07時13分50秒
お、じゃマジということで。
まず、与件が何を言いたいのかわかりにくく、
そもそも「ありたい姿」が見つけられない、
というのが最初のポイントではないでしょうか。
なぜ「B社のありたい姿」が「全国の愛犬仲間に…」
と言えるのか。成り行きでここまできたB社が
そのようなありたい姿を持っていると言える根拠は
何なのでしょうか？
自分の場合、将来のドメイン設定がズレていることが多いのですが…。
Comment by noumea — 2005年4月24日(日曜日) @ 08時33分35秒
noumeaさん。
確かに本文だけから「あるべき姿」を
読み取ることはできませんね。（想像の域を超えない）
私の場合、遠藤先生の教えのとおり、
先に設問を読んでから本文を読みました。
設問を読んだときに、「インターネットを導入」、「掲示板を設置」
とあったので、殆どそこで「ありたい姿」を決めつけた、
という危険を冒したということを今でも憶えています。
その後本文を読んでから確信を持ったので記述したのですが、
なぜ？
といわれると「なんとなく」としか答えられません。
そのへんの根拠については、ABAさんやKukkinさんなどの
かしこい人たちに聞いておきます。。。
Comment by たけうち — 2005年4月25日(月曜日) @ 10時33分51秒
いや、与件もしくは設問に「ありたい姿」が書かれているはず、という試験テクニックを聞きたかったので、それでいいのです。
自分の場合、過去の実生活上の経験などから、「このオーナー夫婦は周りに言われるままに手を広げてきたけど、本当は二人だけで小ぢんまりとしたお店をやる方が幸せじゃないだろうか…」などという変な「感情移入」や「思い込み」が邪魔をするのです。だからインターネットや掲示板についてもよくわからない答えになるのです。
Comment by noumea — 2005年4月25日(月曜日) @ 10時58分52秒
本文からだと、その選択（こぢんまり化）もありだと思います。
商品種類など、手を広げすぎたようなニュアンスの記述もありますし。。。
そうすると、やはり設問自体が制約条件なのでは？と思ったりもします。
Comment by たけうち — 2005年4月25日(月曜日) @ 12時38分48秒
おまえら様方、「めづらしく」マジメな議論してますね・・・
Comment by きんぜう — 2005年4月25日(月曜日) @ 20時23分28秒
私はいつもマジメです。
・・・・・・ウソです。
Comment by たけうち — 2005年4月26日(火曜日) @ 09時12分32秒