口述とRUSHを熱くカタる
班別に並んでいた頃は、吐き気がするほどの緊張感に逃げ出したくなっていた。
自分にとってそれを少しでも和らげるには、やはり音楽しかなかった。
さすがにその部屋では携帯プレイヤーを使うわけにもいかず、脳内音楽再生装置を使ってくり返し再生しつづけたのはほかでもない、RUSHである。
RUSHを知っている人と知らないで人生を終える人では大きな違いがあるといっても決して大げさではないと思っている。RUSHのファンサイトの管理人の方たちにリンクの申し入れをしたときに、皆口をそろえて言った言葉がある。
「少しでも多くの人にRUSHと出会うチャンスを与えられるのならリンクは歓迎だ。」
RUSHと出会って人生が変わったという方たちは、数え切れないほどいるし、自分もその1人である。「人生が変わった」という言葉を使うのに何のためらいもない。その表現が一番的確であるからだ。だからRUSHを知る人間はRUSHを知らない人たちにその存在を知らしめる義務があるような気がする。
RUSHの魅力は、人によって感じる部分が違うと思う。私が感じるRUSHの魅力とは曲、詩、そしてニール・パートの生き方そのものである。
彼に影響されてドラムを始めた。彼のような鋭い洞察力を身に付けたいと思った。やりたいことをやるためには妥協をしないことを学んだ。彼のように常に自分を成長させたいと思うようになった。ついでに本も読むようになった。(ジョン・バースを読むロックミュージシャンが彼以外にいるだろうか?)
以前にも書いたが、私は中小企業診断士の2次筆記試験のための学習はTACの事例演習と直前演習以外は何もしていない。
それでも合格したのは、洞察力と論理構成力をRUSHの作品から学んでいたからだ。
極度の緊張でガチガチの自分を後押ししてくれたのは、脳内で再生されまくった「Enemy Within」のこのフレーズであった。
To you, is it movement or is it action?
Is it contact or just reaction?
And you…revolution or just resistance?
Is it living, or just existence?
Yeah, you! It takes a little more persistence
To get up and go the distance
これで「やるしかない!」と腹をくくって望むことができた。萎縮することなく堂々と望むことができた。
あ、でも合格するかどうかは別の話ですよ。あくまで気持ちの問題だけですから・・・。
コメント
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口述試験、お疲れ様でした。いや〜熱い。これなら合格ですよ。
Comment by amarcy_loud — 2004年12月15日(水曜日) @ 02時52分29秒
師匠、どうも。来週の水曜には結果が出るようです。よいご報告をしたいところです。
師匠の本業は絶好調のようですね。私もいつかはそうなりたいと思います。この試験はそのためのスタート地点ですから、とりあえずスタート台には乗りたいですね。
Comment by たけうち — 2004年12月15日(水曜日) @ 09時14分12秒