答えはＮｏであると思う。

　
それは、ふと振り返ってみたときに感じる感傷に過ぎないと考える。

そうでないとしたら・・・、　
　
酔っ払いの運転する車にひかれて命を落とす人
　
頭のおかしいヤツに突然刺されて命を落とす人
　
知らない国のヒトに突然拉致されて祖国の地を未だ踏むことの出来ない人
　
イデオロギーのために爆弾を巻きつけて自爆する人
　
そしてそれに巻き込まれる人
　
　
これらの人たちは、そうなる運命だったのか？
　
そんな悲劇がもともと用意されていたのか？
　
「運命だったんだね」の一言では片付けられないはず。
　
運命など、存在しない。
そう思いたい。
　
かといって、自分の未来は自分自身の努力だけで決められるものでもない。
　
人間は、誰でも思い通りにはならないのだ。
　
しかし、思い通りになるための確率をアップさせることはできるはずである。
　
それを努力するというのではないか。
　
努力をすれば、必ず報われるというものではない。
でも努力をすれば、報われる確率は上がる。
　
そして、報われたあかつきに、
　
「そうなる運命だった」
　
と感傷にひたるのはアリだと思う。
　
　
　
みんな報われるために努力をしている。
　
そして報われるヒトと報われないヒトがいる。
　
報われないことを運命のせいにして、努力をすることを止めてしまうヒトもいる。
　
それを、あきらめるという。
　
　
　
ふとNeil Peartの詩を思い出したので、書いてみました。
　
　
受験生の皆様には、努力が報われることを願っています。
　
本当に。　

　
そのためには、ツライと思いますが、努力は避けて通れないと思います。
　
本当に。
　

　
世間でよく見る
「受かるときは何もかもうまくいって、運命だなぁと思いました。」
っていう合格体験記をウノミにしてはいけません。