メインメニュー２次試験
ＡＢＡさんが２次の気づきを公開されているので、真似して負けずに私も書いてみる。ちょっと視点がズレてるかもしれないが・・。
１．筆記試験
中小企業の診断及び助言に関する実務の事例について、筆記の方法により実施します。
上記は中小企業診断協会発表の２次試験の目的及び方法の抜粋である。
私が試験直前に気づいたことは「診断」、「助言」という文字を自分は安易に考えていたのではないかということである。
解答の方向性がズレないようにすることや得点に繋がるキーワードを探すことばかりに気をとられていて、解答に「診断」と「助言」がはっきりと盛り込まれていない答案はまずいのではないかということに気づいた。
また、設問の中には「中小企業診断士として」という言葉が出てくるが、それは何を意味しているのかということにも疑問をもった。
診断協会のＨＰの「中小企業診断士とは？」にて以下のように書いてある。
１．中小企業者が経営資源を確保するための業務に従事する者
（公的支援事業に限らず、民間で活躍する経営コンサルタント）
２．業務は「経営の診断及び経営に関する助言」
３．中小企業診断士試験は、法律上の国家資格
これらのことを総合して、２次試験には以下の点に気をつけて解答を書いた。
�，修硫鯏�は診断なのか、助言なのかをはっきりと分かる表現をする。
�⊃巴任話埜世垢襦�（〜と思う。ではなく、〜である。と断言する）
��助言は助言として表現する。
��については、例えば「〜についてどのようにアドバイスするか。」の問いに対しては例えば「成果主義を採用するよう助言する。」と書く。「成果主義を採用する。」と書くと経営者としての表現になるからだ。採用することを助言はするが、採用するかどうかは経営者が決めることである。そこまで踏み込むと上記定義の「中小企業診断士として」から外れると思ったからだ。
よって、設問は診断を求められているのか、助言を求められているのか、またはその両方を求められているのかをよく判断することが必要なのではないか。
それは難しくはない。なぜなら解答を書くときに設問を引用すればよいからだ。
事例�気量簑蠅鯲磴砲箸襪�
・組織的要因を述べよ。
⇒組織的要因は〜である。（診断）
・中小企業診断士としてどのようにアドバイスするか。述べよ。
⇒〜を提案する。とか、〜することを助言する。（助言）
この方法は正しいかどうかは分からない。採点結果がわからないからだ。
しかしひとつだけ確かなことは、私はこれを基本に解答したら合格したということだ。
来年度受験生のみなさん、ぜひ試してみてくださいとは言える自信はないのでご注意を。
コメント
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ABAです。
TBがうまくいかない（;´Д⊂）
助言と診断の切り口は面白いですね。聞かれていることに答えると言う意味では鋭い切り口になると思います。
「助言」を聞かれているのに「診断」したらとんちんかんな答えになってしまいますからね。
Comment by ABA — 2004年12月17日(金曜日) @ 10時55分09秒
ＡＢＡさん、コメントありがとうございます。
トラックバックダメですか・・・・。不具合が多くて本当にすいません。
ＴＡＣの模範解答も助言なのに診断ぽく書いてあるので、特にこだわりどころではないのかもしれませんが、私は本試験ではこだわりました。
Comment by たけうち — 2004年12月17日(金曜日) @ 17時07分10秒
ひさびさに読み返しました。
なるほどなー、と改めて感心したのでageておきます。（違
Comment by noumea — 2005年4月15日(金曜日) @ 13時26分30秒
noumeaさん。
コレを参考にすると危険ですよ。
と先に責任逃れをしてみます。
Comment by たけうち — 2005年4月17日(日曜日) @ 18時47分31秒