研修ってすごいね、深いね。
金曜日は研修をする立場。日曜日は研修を受ける立場でしたよん。
研修の講師には、その役割を全うするためのスキルが必要であるといわれる。
インストラクションスキルと呼ばれるものである。
例えば・・・
立ち方。(直立or歩く。さらには立ち位置)
身ぶり。(動かすorじっとする)
声のトーン。(高いor低い)
話す早さ。(早いorゆっくり)
文字(パワポorホワイトボードor手元資料)
質問(オープンorクローズド)
時間配分(どこに時間を使うかandいかに時間ぴったりに終了するか)
などなどなどなど。
これらを効果的に使い、いわゆる研修効果を高めるために講師を担当する人たちは日々学習をつづけているのである。
ところで日曜日は、中小企業診断士の理論研修に参加しました。
仕事柄、内容がどうのという前に、講師のインストラクションスタイルをチェックしました。
感動しましたよ。
本当に。
いろんな意味で。
野村廣治先生の講義はよかた。
とてもよかたよ。
野村先生から学んだのは、「まず気持ちありき」だってこと。
どうしても、日々の生活のなかでは「スキルアップ」を目指そうとするあまり、
上記のインストラクションスキルをいかに活用するかだけを考えがちなのですが。
野村先生にとっては、そのようなこざかしい小手先のテクニックなど、
関 係 な い ね (by恭兵)
昨日の研修に参加されたヒトたちはお分かりだと思いますが、
時間配分だけを考えると、
もし自分の会社で私が同じことをしたら確実に泣かされます。
それぐらいおした。
そして、ほとんどのパワポのスライドが、3枚/秒の早さで進んだ。
(サブリミナル効果を狙ったのかと思うくらい)
しかし。
そんなことなどまったく関係ないのだ。
そして、新しい施策の内容がどうだとか、LLPの中身が何だとか。
そういうことも、あの場ではどうでもいいことなのだ。
実は前日まで、診断士の資格更新を断念しようかと本気で考えていたくらい、この資格に対してネガティブに考えていた。
そのような個人的状況の中、野村先生のお話(もはや講義という内容ではない)を拝聴して、本当に気持ちを切り替えることができた。
聴いていて、もっと聴きたいと思った。
延長すると聞いて、正直うれしかった。
正直これで6000円なら安いと思った。
それぐらい、自分にとってはよかた。
魅力があるというのはああいうヒトのことをいうのだろうね。
でも、もし施策の内容や、LLPの具体的なしくみを聞きたくて来たヒトには「がっかりんぐ」だったかも。
そして、研修の真っ最中にガリガリくんグレープ味を堂々と食べていたヒト。
あなたはもはや診断士ではなく珍断士だ。
それはともかく、何がいいたいのか?
それは、研修の講師をやるときは、テクニック至上主義に走るのではなく、
伝えたいことは何なのか?をはっきりさせて、
それをいかに情熱をもって語ることができるのかがカギであるということ。
スキルは後からついてくるもの
そう信じたい。
そして、
魅力ある講師になりたい。
魅力ある講師になりたい。
そのためにはまず
対人恐怖症を治したい。
コメント
TrackBack URL : http://www.bravado.sakura.ne.jp/modules/wordpress/wp-trackback.php/459
この投稿には、まだコメントが付いていません
コメントの投稿
改行や段落は自動です
URLとメールアドレスは自動的にリンクされますので、<a>タグは不要です。
以下のHTMLタグが使用可能です。<a href="" title="" rel=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <code> <em> <i> <strike> <strong>