組織とは共通の目的のために働く専門家からなる人間集団である。

　
カギは「共通の目的」と「専門家」。
　
そして、企業という組織の目的は、企業の経営目的を達成するためである。
　
だから経営理念は重要なのだ。　
　
利益や収益は誰かのニーズを満たした対価としての結果であって、
それ自体が組織としての目的ではない。
　
　
組織が組織として成立するための要因は

１．共通目的
　
２．貢献意欲
　
３．コミュニケーション
　
そしてこれらは、互いに関連している。
　
　
組織と個人の統合の観点からみると、
　
チャレンジとなるか過当競争となるか。
運命共同体とみるか、封建的服従とみるか。
それは結束力なのか、没我的妥協なのか。
　
極端は好ましくないのだ。
要は「バランスだよバランス。」といえる。
　
　
組織も人間と同じ。
健康な状態もあれば、不健康な状態もある。
　
しかも、
健康から不健康へ。
不健康から健康へ。
　
どっちにだって変わる。
　
　
健康診断を受けないとね。
組織だって健康診断で、悪いところを発見しなければ。
　
体を壊したから健康診断をするのではない。
それは、治療である。
　
組織健康診断によって、弱っているところを早期に治療する。
　
これが理想。
　
どんな組織もほっといたら、どこかが悪くなるから。
　
　
　
　
ずばりいうわよ！
　
　
しょせん他人が集まってできた集団なんじゃ。
　
ヒトはそれぞれ何考えてるか分からんのじゃ。
　
それを共通の目的もたせて、
モチベーション上げさせて、
お互いに信頼関係もたせるなんて、
　
　
　
　
できるか！ぼけ！！
　
　
　
　
　
・・・・・ｳｿ。
　
　
できる。
できる。
　
必ずできる。
　
できないと意味ない。
　
　
自分の存在が。
自分の役割が。
　
　

というよりも、
　
　
組織開発という領域自体が。
　
　
なんのための行動科学理論なのかを、
よ〜く考えることにしよう。