私には、おめでとうと言いたくない人がいる。
彼は12月2日に中小企業診断士2次筆記試験に合格した。
いろんなヒトから「おめでとう」と言われているのを目にした。
でも私は、彼に対して「おめでとう」とは言わない。
辞書で調べてみた。
めでたい・・・喜び祝うに値するさま。物事がうまくいって喜ばしいさま。
私の知る限り・・・、
彼は努力家である。
彼はひたむきである。
彼は自分に厳しく他人に優しい。
彼は誠実である。
彼はずるくない。
彼は打算はしない。
彼は楽をしない。
彼は負けない。
彼の合格は偉業ではない。
偉業といえるのは、彼のその合格までのプロセスのほうである。
この1年間だけでも、どれほどの取り組みをされてきたことか。。。
その取り組みこそが、まさに偉業である。
合格は、その偉業というものが結果という形で顕在化しただけであり、
敢えて言えば、当然の結果とも言える。
例えると、ディープインパクトの3冠達成のようなものである。
予期せぬアクシデントがない限り、必ず勝つということ。
すなわち、
「勝っておめでとう」ではなく、
「勝って当然」なのである。
試験当日、熱が出て動けない。
試験事務局が解答用紙を紛失する。
採点者が配点をミスする。
・・・などなど。
そのようなアクシデントがない限り、必ず合格する。
そう思っていた。
「喜び祝うに値するさま」でもない。
「物事がうまくいって喜ばしいさま」でもない。
「でるべき成果が出た」ということである。
「うまくいった」というのはフロックの意味が含まれていると考える。
つまり、「アクシデントなく、でるべき成果が出た」ことと
「物事がうまい具合に進んで、結果としてよい成果が出た」こととは全く違うのである。
だから私はこう言いたい。
「今年は正当に評価されましたね」
こんなひねくれたことばかり言っているから、友達ができないということは自覚してます。
でも、直りません。
しかたがありません。
あと、誰のことかは言わんよ。
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