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2005年12月5日(月曜日)

私には、おめでとうと言いたくない人がいる。

カテゴリー: - たけうち @ 16時43分48秒

彼は12月2日に中小企業診断士2次筆記試験に合格した。
 
 
いろんなヒトから「おめでとう」と言われているのを目にした。
 
でも私は、彼に対して「おめでとう」とは言わない。
 
 
辞書で調べてみた。
 
 
めでたい・・・喜び祝うに値するさま。物事がうまくいって喜ばしいさま。
 
 
私の知る限り・・・、
 
彼は努力家である。
彼はひたむきである。
彼は自分に厳しく他人に優しい。
彼は誠実である。
 
彼はずるくない。
彼は打算はしない。
彼は楽をしない。
彼は負けない。
 
 
 
彼の合格は偉業ではない。
 
偉業といえるのは、彼のその合格までのプロセスのほうである。
この1年間だけでも、どれほどの取り組みをされてきたことか。。。
その取り組みこそが、まさに偉業である。
 
合格は、その偉業というものが結果という形で顕在化しただけであり、
敢えて言えば、当然の結果とも言える。
 
 
例えると、ディープインパクトの3冠達成のようなものである。
予期せぬアクシデントがない限り、必ず勝つということ。
 
 
 
すなわち、
「勝っておめでとう」ではなく、
「勝って当然」なのである。
 
 
 
試験当日、熱が出て動けない。
試験事務局が解答用紙を紛失する。
採点者が配点をミスする。
 
・・・などなど。
 
 
そのようなアクシデントがない限り、必ず合格する。
 
そう思っていた。
 
 
「喜び祝うに値するさま」でもない。
「物事がうまくいって喜ばしいさま」でもない。
 
「でるべき成果が出た」ということである。
 
 
「うまくいった」というのはフロックの意味が含まれていると考える。
 
 
つまり、「アクシデントなく、でるべき成果が出た」ことと
「物事がうまい具合に進んで、結果としてよい成果が出た」こととは全く違うのである。 
 
 
だから私はこう言いたい。
 
 
 
 
 
「今年は正当に評価されましたね」
 
 
 
 
 
 
こんなひねくれたことばかり言っているから、友達ができないということは自覚してます。
 
でも、直りません。
しかたがありません。
 
 
 
 
あと、誰のことかは言わんよ。
 


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