ニッチであることについて
私は昔からヒトと同じことをするのがイヤなんですよ。
それと併せて、全員に好かれたいっていうことは思わないんですね。
誰とでも友達になれる。
なんていう能力には、私は魅力を感じないんですよ。
これはもう、性格だとしかいいようがないです。
だからインターネット(※)を作るときも、万人ウケするようなものには
したくないと思ったわけですよ。
1000人読んでくれて、10人くらいのヒトが「おもしろい」と思ってくれて、
さらにその中の2、3人くらいのヒトが、書いた内容を本当に理解してくれる
っていうのが一番ありがたいと感じるんですね。私の場合は。
そうなれば、インターネット(※)を作ってよかったなぁと思うし、
なんともいえない達成感を得るわけですよ。
このようなスタイルを企業経営理論なんかでは、「ニッチ」っていうんですね。
私の場合は、その言葉を知る前から常にニッチを指向していた気がします。
言ってみれば、これまでの人生そのものがニッチだと言ってもいいんじゃないか。
そんなふうに思うわけですよ。
これからもインターネット(※)は続けるつもりですが、読んでくれたヒトの9割に
「つまらない」、「意味不明」、「バカじゃないの」
と思ってもらえるような内容にしていきたい。
そんなふうに思うわけですよ。
※編集部注・・・話の流れからして、BlogあるいはWebサイトのことと思われる。
(2006年2月23日 かずさアカデミアホール 502会議室にて)
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