人事用語について
人事用語には、カタカナが多い。
特に人材開発関連の分野においては、カタコトの日本語のように
聞こえてしまうときがあるくらいカタカナが多い。
例えば、
「ミーティングをスタートします。」
「Off-JTをデザインするために、コンピテンシーを整理したい。」
「コンピテンシーもいいですが、アビリティーを考えたほうがよいのでは?」
「アビリティーを考えるのならディメンションも必要ですね。」
「営業スタッフにフォーカスするならソーシャルスタイルのセルフチェックもかかせない。」
「なにを使ってやるのですか?TAですか?エニアグラムですか?」
「それはタイプのセルフチェックですよね?ボクの言ってるのはスタイルのほうですよ。」
「それよりモチベーションマネジメントをリーダークラスにやったほうがいいと思いますが。」
「それをやるならケーススタディが有効ですかね?」
「いや、それよりケースメソッド使ったほうがいいんじゃないかなぁ。」
「インシデントプロセスのほうがいいかもね。ケースメソッドはオーバーロードになりかねない。」
「むしろカウンセリングマインドやコーチングスキルをやったほうがいいかもしれませんね。」
「無難なところだね。」
「じゃあ、カウンセリングやコーチングに関するカリキュラムを考えてみますか?」
というような具合である。
コンピテンシー、アビリティー、マインド、モチベーション・・・・・。
どうでもええやん。
タイプでもスタイルでもどっちでもええやん。
人間は人間やん。
「がんばって」 「うん、がんばる」
だけでええやん。
これを言ってしまうと、私の仕事は消滅します。
個人のスキルとモチベーションを高め、適切なキャリア形成を支援(HRD)しつつ、
組織が最大のパフォーマンスを上げられるよう支援(OD)していきます。
本当に。
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